しあわせLab

育児も仕事も趣味も楽しみながら、夫婦で幸せについて一生懸命考エテミル!

(e)大学に行くより合コンに行ったほうがいい?

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私も大学で学び、就職して会社に入って、仕事をしてきた。子育てが始まって、もし仕事を辞めるとするならば、大学には行かずに大学に行くために両親が貯めてくれたお金を元手に、東京で一人暮らしをして、自分に投資し、合コンに通い続けて玉の輿に乗ることを狙ったほうがいいかも。

これは長女の妊娠中に妻と議論したときに妻が語った内容である。賛否はあると思うが、私にとってはすごく印象深い言葉であった。もう約3年も前のことなのに、妻の言ったこの言葉はそれからずっと私の心の中で響いている。

 

私は父が会社員、母が専業主婦の家庭で育った。父はいつも夜遅く、子どもである私が寝たあとに帰宅していた。国内外への出張も多かった。10年くらいだろうか?東南アジアへ単身赴任もしていた。

父の休日と長期連休には、よく遊びに連れて行ってもらった記憶がある。父は車が好きだ。モータースポーツ観戦によく二人で行った。それが今でも思い出す父との思い出である。その影響もあり、いま私の愛車もクーペのスポーツカーだ。

母は父の不在も多い中、ひとりで私と姉のふたりを育ててくれた。私の両親も実家遠方で、完全なワンオペ育児&家事だった。そんな私もふたりの親になった。今、考えると、母は相当キツかっただろうな、と思う。母に聞くと、私が2歳くらいまでの記憶はほとんどないらしい。2歳差の姉弟のワンオペ育児は、それほど大変だったのだろう。今ならわかる気がする。ありがとう。

私の地元の友達の家庭も皆、このような家庭だらけだった。

その環境で育った私は、やはり「日本の成長を支えてくれた昭和と平成の働き方&専業主婦」の家庭のイメージが強い。

 

対して、妻は、全国でも高い共働き率を誇る県の出身。妻の両親も共働き。妻の地元の友達の家庭もほとんどが共働きらしい。

だから妻のイメージする家庭は「共働き」だ。

 

異なる環境で育ったふたりが結婚して子育てを始めようとした3年前、それなりの論争があったことは簡単に想像がつくだろう。

 

そこで妻が言った言葉が冒頭の言葉である。

 

この言葉には妻の思いと、妻が妻の両親への感謝と恩返しの念も入っていると私は勝手に思っている。

 

3年前から私の中で凝り固まった家庭像を変えようともがいている。それが我が家での「自分と家族の幸せ」につながると思うから。

(e)幸せについて考エテミル - しあわせLab

 

私はいま育休に入っている。9ヶ月間の育休に入るのは結構勇気が必要だった。まだまだ社会的には男性の育休取得は少ないから。私の実家からも心配の声が届いたりした。

(e)パパ、9ヶ月育休に突入。取得決断までの葛藤、5daysファーストインプレッション! - しあわせLab

 

世の中の普通と違うことにチャレンジすることは確かに少し怖い。でもそれが自分と家族の幸せのために今できる最善の選択であると思えるならば、これからもしていきたい。後悔はしても言い訳はしない生き方を。

 

そういえば、前に上司が言っていた。「多様性を認めようと社会が言っているのは、多様性を認められる人が少ないから」と。

 

3年前に妻が言った「大学に行くより合コンに行ったほうがいい」。極論だとは思う。でも実際、実家遠距離共働き核家族の子育ては余裕が無くなる。子どもの急な発熱対応、保育園休園などのトラブル対応の時にも困る。

妻も私も大学に行って良かった!!子育ても楽しい!!と思えるように日々精進していこう。

近年増えている実家遠距離共働き核家族の子育て、パパの育休取得&夫婦入れ替わり復帰という多様性を経験した私が上司になったときに、今よりもっと多様性を認められる会社や社会にできたらいいな。

 

みんな、がんばっている!我が家もがんばろう。

 

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